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村木武道具 店長プロフィール
ご挨拶
皆さんこんにちは!剣道防具マスターこと店長の青木です。
私は村木武道具にて今日店長をやらせていただいております。
ここに至るまで本当にたくさんの事がありました。
そんな私のちょっと恥ずかしいのですが自己紹介をさせていただきたいと思います。
いたずら好きの少年
昭和52年、私は磐田郡豊岡村(現磐田市)の出身です。
とっても田舎で周りは山と川に囲まれた、それはそれは自然に恵まれた場所で育ちました。
私は3人兄弟の真ん中で小さい頃からとにかくいたずら好きでした。
父の目覚まし時計を分解し組み立てられずに怒られたこと実に数回・・・。
カセットテープの中身を引っ張り出して家の中をグルグル回り母を怒らせたこともありました。
そんな私が小学校2年生の時でしょうか?
アニメ「六三四の剣」に刺激を受け剣道がやりたくて
父と母に地元の剣道教室に入門することを猛烈にお願いしました。
当時は小学校三年生から入門という決まりもありましたので一年待ち、
晴れて入門する事が出来ました。
週に一度の稽古でしたがとても楽しく本当に剣道が好きで好きでたまらなかったことを思い出します。
剣道に打ち込んだ学生時代
中学校も迷わず剣道部に入部しました。たいした実績も上げられませんが
それでも地区ではそこそこがんばていたほうだったと勝手に解釈しています(笑)
道場も地元の道場では飽き足らず、隣の町の厳しいと評判の道場に
入門させていただき鍛えていただきました。
その甲斐あってか、県内の強豪校と言われる高校に入学させていただき三年間を過ごしました。
私は選手になる事はありませんでしたがここでの三年間は本当に私にとっての大変意義のあるものでした。
人生の岐路
部活も引退、就職、進路活動中、ただ漠然と考え何もない日々を送っていた時、
剣道部の顧問の先生に呼び出され突然「武道具店に就職してみないか?」とまさに青天の霹靂でした。
確かに剣道は好きですが武道具店就職という考えはありませんでした。
面白そうだったので両親に相談もなく二つ返事で即決定し就職しました。
挫折
ただ、入ってみると好きなもので飯を食うというのはこんなに大変なのか⁉という事の連続でした。
防具の知識、営業の仕方、接客マナー、とにかく分からないことだらけ・・・!!
毎日毎日お客さんや上司に怒られてばかり・・・。
うまくいかない仕事に嫌気が刺し本当に何もできない自分が悔しくてたまりませんでした。
「自分ばかりこんなに頑張ってるのに何で認めてもらえないのか?
どうしてこんなに自分はこんなにダメなんだ!」・・と自分を罵りました。
先輩の激励のことば
「もう辞めてやる!」そう思った日でした。
中学、高校と道場で面倒を見ていただいた私にとっては実の兄貴のような存在の先輩から
食事の誘いを受けました。
仕事はどうだ?困ってないか?営業はちゃんとできているのか?と
本当に私の事を気にかけて色々相談を聞いてくださいました。最終的に先輩は
「お前は剣道が好きなんだから、剣道をやって
剣道の楽しさをたくさんの人に伝えることをすればいいよ!」と言葉をかけていただきました。
言われてみればそうです。
今までの自分は防具や竹刀を売る事に必死になっていて剣道の楽しさなんて
何にも伝えていなかったのです。
自分の稽古すらせずただ「物を売る」マシーンになっていたのです。
この言葉には脳天から砕かれるような思いでした。
気づき
次の日から私は変わりました。
剣道は楽しいんだ!剣道の良さをアピールし、より楽しめるためのお手伝いをしていこう!
そう思って販売する事にしました。
あちこちの道場や学校に訪問してはちょっと稽古させてもらうことにしました。
少しずつですが成果が出てきました。三か月もしない間に売り上げがグイグイ伸びていくのです。
当然忙しくなってきましたがそれでも時間を作って稽古に参加させていただきました。
するとどうでしょう!
社内でも全く売れなかった私がいつの間にか社内で一番の売り上げを作っていたのです!
数年間同じように売り上げをあげる事が出来、入社15年目にて会社の専務に、
17年目にして代表取締役にしていただき今日があります。
剣道の楽しさを伝えたい
現在では地域営業も勿論、インターネット販売を通じて剣道の楽しさと、
素晴らしさを伝えるべく日夜努力をしています。
また大会等で出店させていただき日頃会えないお客様と触れ合う事で更なる剣友の輪を広げております。
いずれは村木武道具主催剣道大会なんかできたら・・・。
なんて密かな野望を持ちつつ日夜業務に励んでいます。
これからもより良いサービスと素晴らしい剣道具の販売で剣士の皆様に愛される、
東海ナンバーワンの武道具店を目指していくべくアイディアを練っています。
これからも村木武道具をより良い店にしていくために不断の努力をしていきたいと思います!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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